クラシックルートで行く木曽駒ヶ岳

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2021年9月のシルバーウィークに中央アルプス縦走を計画しました。今回は、木曽駒ヶ岳をロープウェイを使わずに登り、木曽駒ヶ岳から空木岳へ2泊3日で縦走しようと思っていました。

木曽駒ヶ岳へは、ロープウェイが開通(1967年開通)する前から登られていた、桂小場登山口から将棊頭山を経由し、木曽駒ヶ岳に登ります。

桂小場登山口の情報をネットで調べていると、8月の雨の影響で道路が陥没し、手前の小黒川渓谷キャンプ場の先で通行止めになっていることがわかりました。

伊那市のホームページから問い合わせたところ、桂小場登山口の手前1.5km程の所で通行止めになっているとの事なので、登山口まで林道を歩く事にしました。ちょうど通行止めになっている箇所に車数台駐車できるスペースがありました。

道路崩落の為、通行止め
崩落現場

朝、6時ころ車を停め、出発。林道をしばらく進むと、道路が陥没していました。30分程で桂小場登山口に到着、ここから登山道に入り、つづらおりに標高を上げていきます。

ちりめん坂と呼ばれる登山道をしばらく進むと休憩用のベンチが設置されている、ぶどうの泉があり、さらに進むと、大樽避難小屋があります。大樽避難小屋にはトイレがあり、携帯電話の電波もかろうじて繋がる為、下山される方とかのためにタクシー会社の連絡先の張り紙もありました。

大樽避難小屋からは胸突き八丁と呼ばれる急登があり、稜線まで登山道を進みます。将棊頭山の頂上へは、登山口から標準タイムで4時間半程かかります。

将棊頭山への稜線

胸突きの頭を過ぎ、稜線に出ると将棊頭山までの稜線が綺麗にみえます。将棊頭山の山頂からは、今からのぼる木曽駒ヶ岳、御嶽、乗鞍、北アルプスも綺麗に見ることができました。残念ながら南アルプス側は雲に覆われてました。

将棊頭山の頂上でお昼ご飯を食べます、あまり沢山の人が登るルートでは無いため、頂上でもゆっくり景色を楽しむことができました。エネルギー補給もしたので、木曽駒ヶ岳の頂上に向かいます。

将棊頭山からからの木曽駒ヶ岳

途中から雲の中に入り、霧雨が降ってきました。木曽駒ヶ岳の頂上に到着したときには、真っ白で景色は全くみえませんでした。

景色も見えず、天候もどんどん悪くなって来たので、本日の宿泊地の宝剣山荘に急ぎむかいました。宝剣山荘には25人程の宿泊者がおられました。明日の天気を気にかけながら、早めに就寝。

次の日は宝剣山荘から中央アルプスの稜線を歩き、木曽殿山荘まで行く予定でしたが、天候が明日にかけ悪くなる予報の為、縦走、空木岳を諦め、宝剣岳だけ登り、駒ヶ岳ロープウェイ乗り場に下山することにしました。

中央アルプス縦走ができずに残念でしたが、クラシックルートからの木曽駒ヶ岳はとてもかっこよく、中央アルプス縦走はまたの機会にリベンジしたいと思います。

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